37.2

生きてた証拠. HSP 躁鬱

ありあまる富

あたしは母のことが好きだ。

あたしのことを愛してくれるから。大事に思ってくれるから。少し過保護だけど年の差のある友達みたいな感じだ。

 

母はあたしに「女の子は男の人に愛されるくらいが丁度いいのよ」と言った。

あたしは追う恋が向いてなさすぎるってことを中学の時に痛感したので「そりゃ、そうだな」と思った。

 

今日少し前に進むわけだけれど、相手は謎にあたしのことが好きみたいだ。その姿が前の恋人と重なって痛い。メッセージの雰囲気も似ていて好きって言われるほど痛いと思ってしまうのだ。それは受け止めるべきなのか。まだ会ってもいないのにそんな事言わないで とあたしは何度も言っているがボールを何回も取ってきて戻ってくる犬みたいに何回も好きだよって言うのだ。

 

馬鹿みたいだろ でも愛される方が女の子は幸せになれるんだったら 人は違うしその人のこと疑いの目ではあれど見てもいいかなと思うのだ。

出かけるまであと数時間。