ピンクメトセラ
やっと、やっと自分のことを褒められた気がする。
このまま成長させてくれ あたしがあたしを認められるように、以前とこの先の真ん中にいるあたしを この先 にあたしの手で連れて行っていけるように。
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あたしは自分が愛されていることに鈍感で側に過剰なくらいに好いてくれる人がいた癖についこの前まで気づかなかったのだ。
あたしが息をしているだけで嬉しそうに笑うあの人はよく懐いた犬みたいだ。あたしが殻に篭もりそうになって全部から逃げたくなった時は指で数えられないほどあるのだが、全てあの人は止めてくれた。あたしが何時間も泣いている時もそばに居てくれた。正直あの人は盲目だし馬鹿だなあと思ってしまう。
でもあの人がいなかったらきっとあたしは人に愛されることを心から分からずに生きて(死んで)いていたと思う。神様ってあんなんなのかなあ とよく分からないことも思ってみたりする。
あたしもあの人の神様にいつかは…