37.2

生きてた証拠. HSP 躁鬱

世界が灰色だから

あたしはそれでいいの?と聞かれた。

少し考えてあたしはそれでいいんですと答えた。

 

だってその関係に名前をつけてそれがズシン、と重さが増して、きみを苦しませてしまうのならあたしはそんな名前なんていらない。

 

ただの関係の名前に過ぎないもの。

名前の中身なんてそこには求められていないのだから。いろんなかたちの ソレ があるんだもん。それでいい。現にあたしはちゃんとしあわせで、世界がきらきらに見える時だってちゃんとあるもの。またまつ毛の長さが綺麗だと思える瞬間があるもの。 それならばそれでいいのだ。名前が欲しいのか なんて言わないで

そんな簡単じゃないの

 

こんなことを考えてしまう夜は嫌いだ。

 

あたしはきみが笑ってるだけでいいのだ。

きみが笑って、そしてすこしでもあたしのことを綺麗だと言ってくれるだけで、楽しそうにいろんな話をするきみを見るだけで、あたしの世界はきらきらが増してしまう単純なものなのだから。この単純なあたしの世界をきみに見してあげたらなんて言うのだろうか。

 

 

きみがあたしのこと嫌いではないこと、伝えてくれたから嬉しかったよ。あの時は我儘を聞いてくれてありがとうね。あたしは単純なのでその言葉をそのまま飲み込んでしまったがそれできっといいんだよね。

 

 

たくさんの所に行ってたくさんの楽しいを半分こして、たくさんの幸福がまた積もってくれればいい。そのためだったらあたしはいくらでも強くなれるし、光にだってなる。きらきらの女の子にだってなれるもの。

第1はあたしのために。第2はきみのために、あたしはもっと強くなるのだ。