37.2

生きてた証拠. HSP 躁鬱

疲れた。

 

最近バイトを仕事だと意識し始めたのか、ここは直すべきじゃないか?上司にしか挨拶をされていなくて悔しいとか色々な事を考えるようになった。

 

まあそれは置いといて、今日は疲れたから現場の最寄り駅から1駅歩いた。気分転換に。

地下鉄に乗って久しぶりに名古屋から地元の駅を目指してみた。

ショッピングモールが左右見ても閉店している光景は恋人と半同棲する前の帰りがけのことを思い出した。

ここを歩くと少しずつ改札が近づいていって別れへの寂しさでいっぱいになっていた。

あの時はお互いの家は県を越えないと行けない場所だったから名古屋で待ち合わせをし、思いつく所は虱潰しに行きまくっていた。地下鉄を出たらすぐ側にあるレンタルDVD屋。駅のショッピングモール。コンビニのイートイン。神社。公園。パルコやパッセ。商店街。本屋。変わったものが置いてある雑貨屋。

あの時はもう行くところがない、と悩んでいたものだが今はあの頃が懐かしく思えた。あの頃のほうがきらきらしている風にも思えた。

 

今に不満があるか、と言われたらそんなことは無いのだがお互い時間を合わせることが難しく、以前のように一日中色々な所をブラブラすることが無くなってしまった。

きっと今この瞬間も過去になってしまえばきらきらしている風に思えるのだろう。

 

どうしても過去に現在が勝ることが出来ないのはなぜだろう。

人は無くなってからじゃないと尊さに気づけない、それときっと同じなのだと思う。

 

おわりー