37.2

生きてた証拠. HSP 躁鬱

お風呂に入っている間、もし恋人があたしと別れたいって言ったらあたしは何をするんだろうって考えていた。

 

あたしはその人の頭の中で別れを告げた歳、姿のままで存在し続けたいから目の前で死のうと思った。

 

トラウマを植え付けるのはもちろん他の女の子を目に停めた時にその光景がフラッシュバックさせるためだ。

あたしが恋人の部屋で死ねばそこは事故物件になってあたしの血が染み付いてクリーニングしても塗り替えられた下には  あたしのもの  が存在している。

その建物の近く、その町に来た時にあたしの姿がフラッシュバックするようにするのだ。

 

あたしは恋人に愛されたいから愛されなくなったあたしはもういないことと同じ

でも忘れられるのは寂しい。だから死ぬ。

生きているとあの人今頃どうしているかな。

って考えることができるけど死んでたら最悪の場面と昔の幸せだったことしか思い出せないもんね。